「デートDVとは?DVとは?」実に10人に1人が経験しているという身近な問題。

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近頃、昔の恋愛をよく思い出すことがあります。
それに比べると、今がどれくらい幸せで豊かで安心した生活なのかって感謝の気持ちでいっぱいになります。

自分を大事にできていなかったあの頃。失敗してみないとわからずに忠告を聞けなかったあの頃。今は当時の思い出もまるごと受け入れて等身大のありのままの自分で良いんだと思えるようになりました。

人間ですから、今でもその時々での心の動きはあるわけですが「自分を愛する、尊重する、大切にする」というベースを決して忘れないようにしたいと思っています。

そして・・・
自分を尊重できていなかった過去といえば、私の中で一番長い間、ココロの傷として囚われていたのがDVでした。その部分を今日は具体的にテーマにしたいなと思います。まずはドメスティック・バイオレンス(DV)とは?についてです。

ドメスティック・バイオレンス(DV)とは

「 ドメスティック・バイオレンス 」とは英語の「domestic violence 」をカタカナで表記したものです。
略して「DV」と呼ばれていて、この言葉のほうを耳にするほうが多いかもしれませんね。

ドメスティック・バイオレンス(DV)とは、直訳すると「 家庭内暴力 」です。
何を意味するかについての明確な定義はありませんが、夫から妻・親から子供・子供から親・兄弟間の暴力と受け取れますが、一般的には「夫やパートナー等の親密な関係にある(あった)男性から女性に対してふるわれる暴力 」として認識されています。

現在、結婚したことのある女性のうちおよそ「10人に1人」が、配偶者などからくり返し暴力をふるわれたり暴言を吐かれたりしたドメスティック・バイオレンス(DV)の経験がある、という調査結果もあります。
政府広報オンライン参考

ドメスティック・バイオレンス(DV)は男性の年齢や学歴や職業に関係なく、どこにでも身近に存在していて、そのような人は、世間体的には「いいひと」と認識されているケースも多いんです。

ドメスティック・バイオレンス(DV)は男性のほうが腕力が強く、女性のほうが弱いといった力関係から生まれます。 最近までは家庭内のことなので放置されることが多かったようですが、被害者が受ける体と心の傷というものはとても深いものなのです。単なるカップルの内輪けんか、夫婦喧嘩では済まされません。

一度でもドメスティック・バイオレンス(DV)を受けることによって”また暴力を振るわれるのではないか”という不安や恐怖を感じ、恐怖によって押さえつけ、支配されていくのです。

また、ドメスティック・バイオレンス(DV)の厄介なところに(結婚している場合)男性と女性が同じ屋根の下暮らしているということもあげられます。家の中での暴力ということで、外から見てもわかりにくいという特色があるのです。

まだまだ「 女性は男性に従うのが当然 」「 妻は旦那を立てるべき 」「 男は多少の暴力を振るうもの 」といったように立場的に女性が弱い社会的構造や地域性が残っているのかもしれませんね。だけど、決して暴力が許される訳がありません。

最近では「デートDV」という言葉も頻繁に耳にします。
男女間における暴力は夫婦間だけで起こっている問題ではなく、恋人同士の間でも女性に対する暴力が日常茶飯事に起こっているんです。
(私もその中の一人でした)

【デートdvとは /  デートDV チェック 】

政府の調査報告書内でも、10歳代、20歳代のときに交際相手がいた女性の13.7%が、交際相手からの暴力、いわゆるデートDVを受けていたというデータが出ています。

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(およそ10人に1人)デートDVも、殴る・蹴るなど身体に対する暴力だけではなく、交際相手に「他の異性と会話をするな」などと命令したり、携帯電話の着信履歴やメールのチェック、交友関係や行動の監視なども含め相手の気持ちを考えずに、自分の思いどおりに支配したり束縛したりしようとする態度や行動も「デートDV」なんです。(政府広報オンライン参考

  • 殴る蹴る、モノを投げられる、刃物で脅すなどで怖い思いをされていませんか? 
  • 望んでいないのに強引に性的な要求をし、避妊しなかったり無理やりセックスをする暴力を受けていませんか? 
  • 「ボケ クソ ウザイ キモイ」など相手を傷つける言葉の暴力を受けていませんか?
  • 自分の予定を優先させないと無視したり不機嫌になったり、自分と一緒にいることを相手に強要する暴力を受けていませんか?
  • 交際相手の気持ちを無視していつもおごらせ、お金を払わせる暴力を受けていませんか?
  • 自分に従わせるために、相手を精神的に追い詰め、怒鳴ったり責めたりするなど、脅迫という暴力を受けていませんか?
  • 手紙を勝手に開封されたり、携帯電話の着信履歴やメールをチェックしたりなど相手の人間関係を制限する暴力を受けていませんか?

私も当時”結婚を前提に”と言われて付き合っていた彼氏から、執拗な束縛と、理不尽な暴力を受けていました。

でもその当時は”それがおかしい”ということすら気づけなかったんですね。
ですので、少しでも心当たりのある人は、注意深く見ていただきたいんです。
そして、自分を尊重して大切にできる、安心してパートナーと過ごせる未来を選択をしていって頂きたいと思います。

ドメスティック・バイオレンス(DV)は立派な犯罪です。

DV当事者も自分の事しか考えられない状況になるココロの問題はあるのかもしれませんが、それでも威圧的な態度や暴力は決して許されるものではありません。
「自分が悪いから、こんな状況になっている。相手は私のことを思ってしてくれている」こういう考えはもうやめましょ。決して自分を責めないでほしいのです。考え方がマヒする前に、怯えたり強い違和感を感じる前に、疑わしく感じた”その時”に判断していく選択をしてくださいね。

先ほども少しお話しましたが、私も束縛や暴力を受け続けていた経験があります。DVを愛だと勘違いし、苦しいながらも受け入れようとしていた時期がありました。
でも、次第にエスカレートしていく支配や暴力、そのたびに土下座して泣いて謝られる。。。そんな同じ事の繰り返しに、体力・精神力ともに本当に疲れ果ててしまいました。

当時は”これは普通じゃない”と判断することもできなくて、傷つきながらも受け入れていたのですが、今では思い返すだけでも「 どうしてあの時にこうしなかったのだろう、ああしなかったのだろう 」と憎しみや悔しさ感じ、時折フラッシュバックする時もあります。
心の傷が癒えるのに本当に長い時間が必要でした。

決して泣き寝入りなどせず、勇気を出して解決へ向けてのアクションをおこしていきましょうね。

>>続いてDVの種類を紹介していきたいと思います。

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