「食育」を知って生活を豊かに。子供だけじゃないライフステージごとの食育の特性について知る。

スポンサーリンク

井本恵理,まんてんキッチン,クッキングトイ,キッズキッチン,食育,親子クッキング,ミキ食品,プルーンの食べ方
今日もワハハでございます♪(wahaha358

前回は食育について色々とまとめて行きましたが、食育=こどもにだけ該当するものではないんですね。それぞれの年代におけるライフステージごとの食育特性、食育課題というものがあるのです。 「岡山県食育推進計画」の食育のライフステージ一覧がとてもわかりやすかったので引用させていただきます。

井本恵理,まんてんキッチン,クッキングトイ,キッズキッチン,食育,親子クッキング,ミキ食品,プルーンの食べ方

クリックすると画像が大きくなります。(引用:「岡山県食育推進計画」

食育とはいうものの、実際にどのタイミングでどういうことに気をつけていけばよいのかということが具体的に記載されています。
特にどの世代のライフステージごとにも必ず記載があったのが

「家族そろって食事をする」

というもの。

やはり家族全員が同じテーブルをともにして、一日あったことを話してねぎらったり、相談したり、励ましあったり。。そういう時間が大事なんですね。思えば我が家は会話が少なく、子供がおしゃべりをしようものなら「おしゃべりしすぎ!」と注意してしまったり、私自身は食事を作りながら先に簡単に済ませてしまうなんていう事をしていました。(子供たちが食事の世話をしたり、片づけをしたりが必要なため)

これからは、食事=家族団欒の一番の時間という意識を持って、家族そろって食事できる状況を作っていかなきゃですね。^^

井本恵理,まんてんキッチン,クッキングトイ,キッズキッチン,食育,親子クッキング,ミキ食品,プルーンの食べ方

内閣府「食育の現状と意識に関する調査」平成23年3月

「核家族化」やライフスタイルの変化によって、家族がそろって食事をする「団らん」がなくなりつつあるそうです。食生活も多様化していて、一人で食事をする「孤食」や、同じ食卓に集まっていても、家族がそれぞれ別々のものを食べる「個食」すらあるそうで。「孤食」にいたっては孤食機会の多い子どもほど偏食になりやすく、食欲も落ちるので「体調不良になりやすい」「元気が出ない」「精神的な満足感が得られず、情緒不安定になりやすい」といった傾向があるそうです。

内閣府の調査によると、家族と一緒に食べる頻度について、「ほとんど食べない」と答えた者の割合は、朝食は25.5%、夕食も8.8%と、家族がそろって食卓を囲む機会が少なくなっています。

食事を家族と一緒にご飯を食べるメリットとしては、
「家族とのコミュニケーションを図ることができる」が最も多く81.1%、
「楽しく食べることができる」が66.2%

食事をする目的は単に栄養をとることだけでなく、その日の出来事を話し合ったりするコミュニケーションの場としてとても大事なんですね。^^

家族や仲間と一緒に食べると、食事のマナーや料理についての関心が高くなりますし、好き嫌いも少なくなるので栄養もとりやすく、何よりも、1人じゃないので、楽しくおいしく食べることができるのが素晴らしい。 できるだけ家族と一緒に食卓を囲む機会を増やしていこうと思います。^^




実際に家庭で食育を取り入れるには?

各年代によって、どんな「食育」が必要なんでしょう?そして家庭でどう取り入れていけばいいのかを調べてみました。そこで、一番具体的でどのようなことに意識を向けていけばよいのかが記載されていた「岡山県食育推進計画」を引用・転載させて頂きます。

ライフステージごとの特性、課題

家庭での食事の大切さを実感し、正しい食生活を身に付ける

(1) 乳幼児期(妊産婦期)の食育

井本恵理,まんてんキッチン,クッキングトイ,キッズキッチン,食育,親子クッキング,ミキ食品,プルーンの食べ方

妊産婦、乳幼児期は、保護者の食に対する意識が相対的に高く、生涯にわたる健全な食生活の基礎を固める絶好の機会です。
この時期の食生活が、その後の成長や食生活に大きく影響しますが、乳幼児は、食に対して無力であるため、この時期の食育は保護者に負うべきところが大部分を占めます。しかし、保護者の世代の食に関する知識や技術の不足、また、保護者自身の食生活の乱れから、
家庭だけでは十分な食育が行われないおそれもあります。

このため、保護者に対し、食の大切さや食生活の見直しなどを伝えるため、普及啓発や親子料理教室の開催等、楽しみながら食について考える機会の提供が必要です。

また、発達段階に応じた栄養相談の充実等、家庭教育への支援を基本としながら、幼児期の生活の中心となる保育所、幼稚園における食育や生活リズムの向上対策、家庭との情報交換の充実等により、成長段階の早期から食への関心を高めていく必要があります。

◆家庭での食事の大切さを実感し、正しい食生活を身につける
○妊娠前から、健康な体づくりに努める
○家庭では家族と、保育所・幼稚園では友達と一緒に食べる楽しさを味わう
○正しく箸が使えるように練習する
○十分に遊び、おなかがすくリズムを付ける
○かみごたえのあるものを食べさせる
○ゆっくり味わって食事をする
○親子で楽しむ料理教室体験を通じた食育の推進

◆体験を通じた食育の推進
○日本型食生活のよさを知る
○食べ物の作られる過程などを理解する
○五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)を使った自然や生き物に触れる
○収穫体験等を通じ、食べ物に触れる地域特性を生かした取組

◆地域特性を生かした取組
○離乳食、幼児食に郷土料理を取り入れる食を楽しみ、選択する力を付ける

◆食を楽しみ、選択する力を付ける
○安心と安らぎの中で母乳(ミルク)を飲み、心地よさを味わう
○離乳食を通して、かむ、飲み込む力を育てる
○いろいろなものを食べて、食べたいものを増やすなど味覚を育てる
○素材本来の味を生かし、味覚を育てる 食育を進める人材の育成、活用

◆食育を進める人材の育成、活用
○食育に関わる専門職への研修
○地域での食育研修会の開催 積極的な情報提供

◆積極的な情報提供
○食べ物や体のことを話題にする
○食育まつりへの参加

素材にもこだわろう
>>産地直送野菜セット


(2)学童期(小学校)~思春期(中学校から高等学校)の食育

井本恵理,まんてんキッチン,クッキングトイ,キッズキッチン,食育,親子クッキング,ミキ食品,プルーンの食べ方

家庭、学校を中心とした生活の中で、生活習慣が定着していく時期であり、体力、運動能力が急速に高まります。成長のため十分な栄養・運動・休養が必要であり、保護者への啓発はもとより、自己管理能力を育成するため、食に関する知識と食を選択する力を身に付けていかなければならない時期です。
生きた教材である学校給食や農業体験などを通じて積極的に食を考える機会を提供していくことが重要であり、学校教育活動全体を通した食育の推進が必要です。
家庭での食事の大切さを実感し、正しい食生活を身に付ける

◆家庭での食事の大切さを実感し、正しい食生活を身に付ける。
○栄養、食品の形状、調理方法等を工夫し、口腔機能の発達、育成を考える
○生活リズムを整え三食きちんと食べる
○家族そろって食事をする
○食事のマナーを身に付ける
○ライスセミナーなどで日本型食生活の良さを知る
○ゆっくり味わって食事をする体験を通じた食育の推進

◆体験を通じた食育の推進
○食・農体験をする
○食材の買い物や食事づくりに参加する
○都市農村交流事業に参加する
○親子で楽しむ料理教室
○魚のさばき方教室(地域との連携)地域特性を生かした取組

◆地域特性を生かした取組
○地域の生産者や老人などを招待し、学校給食を一緒に食べる
○学校給食に地産地消の食材を活用食を楽しみ、選択する力を付ける

◆旬を楽しみ、選択する力を付ける
○旬の食材や地域の食材を知り、味わって食事をすることができる
○食文化を知り行事食を大切にする
○食品の表示を知り正しく選択できる知識を身に付ける
○料理教室などを通じて料理の楽しさを知る
○かむ回数を増やすとともにゆっくり味わって食事をする食育を進める人材の育成、活用

スポンサーリンク

◆食育を進める人材の育成、活用
○学校や地域で開催される料理教室等へ積極的に参加する
○教職員を対象とした研修会の実施積極的な情報提供

◆積極的な情報提供
○学校保健委員会や給食試食会等を活用し、家庭や地域へ情報発信する
○ホームページやメールマガジン等を活用して食の情報を提供
○食育まつりへの参加
○食の大切さが認識できる場づくり




マイ箸に名入れができる「こども箸」


(3)青壮年期の食育

井本恵理,まんてんキッチン,クッキングトイ,キッズキッチン,食育,親子クッキング,ミキ食品,プルーンの食べ方

身体的・精神的に成長が完了し、保護者から自立する時期です。新たな就学や就労で単身生活を送る人が増え、また就職や結婚、子育て等により生活が大きく変化します。

食生活面では、外食、中食、弁当等の利用機会が多く、食の外部化が進み、食生活の乱れや食への関心の低下、過度のダイエットや肥満、フードファディズムの問題等、将来の健康への不安要因が増加する時期ですが、食について総合的に教育を受ける機会は減少します。

【フードファディズムとは】
特定の食品を食べるだけで健康になる、などの不確かな情報をそのまま信じて、バランスを欠いた偏執的な食生活をすること
このため、食への関心を喚起し、一人ひとりが食の大切さを自覚し、食べることの楽しさを失わず、賢明な行動が取れるよう、正しい情報を十分得て、食を選択していく力を身に付けることが最も重要です。

また、外食産業や流通事業者等と協働で、社会全体で健全な食生活を送れる環境を作っていくことが必要です。

◆家庭での食事の大切さを実感し、正しい食生活を身に付ける
○日本型食生活を実践
○家族そろって食事をする
○ゆっくり味わって食事をする体験を通じた食育の推進

◆体験を通じた食育の推進
○都市農村交流事業に参加する
○直売所・青空市の活用地域特性を生かした取組

◆地域特性を生かした取組
○伝統食、行事食の伝承食を楽しみ、選択する力を付ける

◆食を楽しみ、選択する力を付ける
○生活習慣病予防教室への参加
○旬の食材を食べる会への参加
○かむ回数を増やすとともにゆっくり味わって食事をする 食育を進める人材の育成、活用

◆食育を進める人材の育成、活用
○食育推進リーダーの養成研修
○食育出前講座(食の先生)での食育講座の開催 積極的な情報提供

◆積極的な情報提供
○ホームページやメールマガジン等を活用して食の情報を提供
○都市、農村交流事業で、消費者と生産者で顔が見え話のできる関係づくり
○食育まつりの企画
○企業、大学食堂、外食産業における栄養成分表示やヘルシーメニュー表示の活用


(4)中高年期の食育

井本恵理,まんてんキッチン,クッキングトイ,キッズキッチン,食育,親子クッキング,ミキ食品,プルーンの食べ方

身体的・精神的な機能が徐々に低下し、肥満や生活習慣病等の問題が顕在化するとともに、口腔機能が低下してくる時期です。
生涯にわたる健康づくりのために食事バランスガイドの活用やスローフードの取組等により自らの食を再確認するとともに、生活の質の向上のためにも、食を楽しむ機会を増やすことが大切です。
また、家庭や地域における食育の担い手として、食文化の伝承や健全な次世代を育てる役割を果たすことが期待されます。家庭での食事の大切さを実感し、正しい食生活を身に付ける

◆家庭での食事の大切さを実感し、正しい食生活を身に付ける
○日本型食生活を実践
○家族そろって食事をする
○ゆっくり味わって食事をする体験を通じた食育の推進

◆体験を通じた食育の推進
○都市農村交流事業に参加する
○市民農園などを利用して自ら農業を体験地域特性を生かした取組

◆地域特性を生かした取組
○伝統食、行事食の伝承
○地域の新しい料理の開発 食を楽しみ、選択する力を付ける

◆食を楽しみ、選択する力を付ける
○地域の伝統料理など食文化を楽しむ
○かむ回数を増やすとともに、ゆっくり味わって食事をする 食育を進める人材の育成、活用

◆食育を進める人材の育成、活用
○地域の伝統料理などを次世代に伝える
○食育推進リーダーの養成研修 積極的な情報提供

◆積極的な情報提供
○ホームページやメールマガジン等を活用して食の情報を提供
○都市、農村交流事業で、消費者と生産者で顔が見え話のできる関係づくり
○食育まつりの企画



食事の準備がラクになる!カット&スチーム野菜の宅配 イエコック


(5)高齢期の食育

井本恵理,まんてんキッチン,クッキングトイ,キッズキッチン,食育,親子クッキング,ミキ食品,プルーンの食べ方

身体的・精神的な機能の低下が顕著になり、退職等により生活環境が大きく変化します。
介護予防の観点からも、食生活を支える口腔機能を維持管理し、必要な栄養をバランスよく摂る必要があり、また、食への関心が低下する傾向もあるため、食を楽しむ機会の提供や栄養相談等の充実で豊かな高齢期を送る支援が必要です。

◆家庭での食事の大切さを実感し、正しい食生活を身に付ける
○米を中心にした日本型食生活を次世代に伝承
○家族そろって食事をする
○ゆっくり味わって食事をする 体験を通じた食育の推進

◆体験を通じた食育の推進
○都市農村交流事業に参加する
○市民農園などを利用して自ら農業を体験 地域特性を生かした取組

◆地域特性を生かした取組
○伝統食、行事食の伝承
○地域の新しい料理の開発 食を楽しみ、選択する力を付ける

◆食を楽しみ、選択する力を付ける
○米を中心にした日本型食生活を次世代に伝承
○孤食への工夫、地域とのつながり
○かむ回数を増やすとともに、ゆっくり味わって食事をする

◆食育を進める人材の育成、活用
○地域の伝統料理などを次世代に伝える
○食育推進リーダーの養成研修積極的な情報提供

◆積極的な情報提供
○食育まつりへの参加
○都市、農村交流事業で、消費者と生産者で顔が見え話のできる関係づくり

引用:「岡山県食育推進計画」

各年代にあわせた食育が必要なんだとわかりましたね。。
私なんぞは信じたくなくても中高年の域・・・。笑
地域の伝統料理などを次世代に伝えたり、ホームページやメールマガジン等を活用して食の情報を提供、食育関係のイベントの企画など、恩恵を受ける側から、発信・サポートする側へ行くのですね。その割には知識が少なすぎなので、学びながら発信しながらになるとは思いますが、引き続き頑張って行こうと思います^^


スポンサーリンク

★フォローしてくださったら、喜びます♪

トップへ戻る