「在宅介護」で親の介護をするとき。介護疲れ、介護ストレスをためない方法について。

スポンサーリンク

要介護認定,要介護,介護保険,要介護5,介護保険 認定,介護タクシー,介護報酬改定,介護保険最新情報

今日もワハハでございます♪(wahaha358

父を見送って6年。いまだに、父のことを思い出しては涙する日もあります。以前の日記で父の在宅介護のことを少し書いたのですが、今日は私たち家族が介護を通じて感じたことや、対応したことなどをご紹介したいと思います。^^

介護ストレスとは?

介護ストレスとは、介護を行っている人が感じる ”生理的・精神的ストレス” のことです。 在宅の介護者(主に家族)の介護ストレスによる事件が話題になっていますが、介護を行っている皆さんや、介護職の人達(ヘルパーやケアマネージャー、施設のワーカーなど)全員に関係があります。

在宅介護を中心にした介護ストレスの始まりは、家事(あるいは仕事)と介護の両立からです。在宅介護は24時間、365日休みがなくて、先の見えない部分があるんです。父には元気になってほしい。だけど、この状態があと何年続くのかわからない。先の見えない不安は相当なもので、母はいつも「いつまでこの状態が続くんやろか…」と父のいない所でこぼしていました。

私が当時お勤めしていた会社は理解があったのですが、一般的な会社では介護を優先した働き方を理解してもらえず上司にクレームをつけられることもあるでしょうし、女性の場合は「介護に専念して欲しい」と言われて泣く泣く退職するケースもあるのではないでしょうか。

また、介護される側にも、自分の身体が自由にならない事に対するストレスがありますから、どうしても家族に八つ当たりをしてしまい、ギクシャクした状態になってしまいます。
私の父も、熱が下がらない日がなくて、常に不機嫌な表情でイライラしていました。はれものを触るように家族は接していましたし、あれだけ優しくて愛情たっぷりだった父がこんなにも変わってしまうなんて…と悲しくて仕方ありませんでした。

ヘルパーさんや、デイケアサービス、ショートステイを利用することは責任逃れになるとおもったり、ご近所さんに介護をしていることを知られたくなかったりで、何もかも全部自分で対応している人もいるのではないでしょうか?

終りの見えない不安、目を離せない緊張感、介護そのものの大変さ、時間的拘束、自分の時間が作れない、しかもそれを一般的には 「やって当然」という目でみられてしまう…。
これだけでも十分、心の負担なんです。

【 介護ストレスの一例 】

◆ いつまで今の介護が続くかわからない不安
◆ 何をしていても気が休まらず、気持のゆとりがもてない
◆家事や仕事との両立がしんどい
◆ 心身の疲労、倦怠感がとれない
◆ 健康状態の悪化
◆ 外出ができない
◆ 時間に余裕がない
◆ 問題行動への対応が困難
◆ 経済的な不安
◆ 介護をされる側の苛立ちや我侭などを受ける心労
◆ 老人(介護が必要な方)との関係性がうまくいかない。



脳科学者の権威「諏訪東京理科大学 篠原菊紀教授」が監修
「認知症が気になる方へ向けた脳トレDVD」
>>今日からはじめる認知症対策のアシスト!
【篠原菊紀教授監修 いきいき脳楽エイジング】

介護ストレス発散 介護ストレス解消法について

要介護認定,要介護,介護保険,要介護5,介護保険 認定,介護タクシー,介護報酬改定,介護保険最新情報

自身が疲れた体と心で接してしまうと、介護されている方も決して幸せとは言えません。あなたからいつのまにか、笑顔と優しさが消えてしまっているからです…。自分なりに割り切ってリフレッシュする時間を作ることで、自分の心も元気&笑顔になれますし、その方がお互い幸せなのですよ。^^

現在、高齢者の人口は3,384万人で過去最多(平成25年9月調べ)となり、総人口に占める割合も26.70%で過去最高となっているんですよ。(4人に1人が高齢者)更にその先の10年後には、3人に1人が65歳以上になると予測されています。高齢化社会が進んでいるので、子が親の介護を行なうことはますます当たり前になっていきます。ヘルパーさんや専用施設などを頼って、家族以外に介護をお願いするのはするのはあなたの精神力が弱いとか、愛情が薄いとかいうことでは決してなく、介護をするほう(わたしたち)の心身の健康を守るための当然の権利なんです。ですので、決して自分を責めずにどんどん利用できるものを利用なさってくださいね^^

具体的に介護ストレスをためることなく過ごすためにはどうしたらいいのでしょうか。今のあなたのライフスタイルや、考え方、感じ方を一度振り返ってみてくださいね。
どんな事でも、「頑張りすぎる」事はよくないので、心がラクになる方法を一緒に探してみましょう。

要介護認定,要介護,介護保険,要介護5,介護保険 認定,介護タクシー,介護報酬改定,介護保険最新情報

◆ 不安を抱え込まず、周りに相談しましょう。

ご近所に介護していることを知られたくないと思っていませんか?
あるいは、介護は自分だけの仕事。責任。と思い込んでいませんか?
そんなことは一切ありません。一人で介護を続けていく方が心身ともにとても辛い事です。
もっと親戚や家族を頼ってくださいね。介護者を支援する家庭状況や雰囲気がとくに重要ですから、家族全体が介護に協力と理解をもつことが必要です。

ご近所にも 「在宅介護しているので、何かあったらお願いしますm(_ _)m」と話してしまえば気持ちもラクになりますし、周りの方も気にかけてくださるようになりますよ。介護関係のサイトやコミュニティを利用して、仲間にSOSを送ることも1つの手です。決して恥ずかしいことではないので、一人で背負い込まないでくださいね。

◆ 介護保険制度を利用しましょう。

介護保険制度はスタートして数年経過しています。しかし、いまだに「難しそう」という固定観念や変なプライドでと制度を利用しない人も多々います。要介護認定を受けれれば、さまざまな介護サービスを料金の1割負担で利用できるんですよ。在宅介護派なら、ヘルパーさんやショートステイ、デイサービスを活用し、時間的にも気持ち的にもラクになれます。
また、信頼できる介護指導者と出会えると、心身共に介護がずいぶんとラクになります。話合い、助け合い、慰め合い、安心しながら生きていける人たちが身近にいることがどれだけおっころ強いかしれません。もちろん、我が家も介護保険制度を利用していましたよ。介護が長引くと経済的不安も否めませんので、そういうときに大きな力になってくれるのです。

介護保険で利用できるサービス

スポンサーリンク

◆介護サービスの利用にかかる相談、ケアプランの作成
◆自宅で受けられる家事援助等のサービス
◆施設などに出かけて日帰りで行うデイサービス
◆施設などで生活(宿泊)しながら、長期間又は短期間受けられるサービス
◆訪問・通い・宿泊を組み合わせて受けられるサービス
◆福祉用具の利用にかかるサービス

【介護保険制度のしくみとサービスについて】
http://www.kaigokensaku.jp/
http://ansinkaigo.jp/kisochishiki/  (イラストつきで分かりやすい)

【介護保険申請の仕方】
http://www.kaigokensaku.jp/commentary/flow.html

【お近くで介護サービスを受けれる所を探しましょう】
http://www.kaigokensaku.jp/

◆ 介護を忘れられる時間自分だけの時間を作りましょう。

友達とお食事をしたり、お茶をしたり、買い物をしたりして気分転換をすることもいいですね。趣味を続ける(音楽を聴く、ガーデニングなど)ことも大切だと思います。
これは介護ストレスに限らず、全てのストレスに関係することですね。 自分の心が喜ぶ事をする。その時間を必ずとるようにする。 それだけでも随分と精神安定が望めます。中でもオススメなのは旅行です。一泊できれば最高ですが日帰りでも十分です。景色のいい場所で温泉に入ってリフレッシュしてみてください。ショートステイなどは罪悪感を持たずにどんどん利用なさってくださいね。

◆何でも話せる知人、友人をもちましょう
(介護の苦労話を話せる相手がほしい)

話す。ということは、とても大切です。話す事で気持ちもスッキリしますし、同じような境遇の方のお互いの介護ノウハウも教えあうことができて、気持ちもラクになります。思い切って同じデイサービスを利用しているご家族などに声をかけてみてください。^^ 介護関係のサイトやコミュニティを利用して、仲間との交友を深める事も心強いですね。親友や仲間にも、心のうちをぜひ聞いてもらってみてください。話すことはストレス発散の1つです。

◆居宅介護支援(きょたくかいごしえん)にも頼りましょう

介護保険法の保険給付対象サービスのひとつです。
介護利用者が適切に介護サービスを利用できるようにするため、利用者の依頼のもと、介護支援専門員(ケアマネージャー)が居宅介護サービスの計画を立ててくださいます。
ケアマネさんは、細やかな部分でのフォローをしてくださいます。 生活のアドバイスや受けれるサービスについて等、色々と助けになる事を提案して助けてくださる存在なので、ご近所のケアマネさんを探してみてはいかがでしょうか。病院のようなベットや、簡易便所などレンタル手配や介護認定の準備なども速やかに行ってくださいますよ。我が家もずいぶんと助けて頂きました。

詳しくは厚生章のホームページでも紹介されてます。
http://www.kaigokensaku.jp/publish/group1.html

具体的な内容は都道府県別に見ることもできます♪
訪問介護事業所
訪問入浴介護事業所
訪問看護事業所
訪問リハビリテーション事業所
通所介護事業所(デイサービス)
通所リハビリテーション事業所(デイケア)
短期入所生活介護事業所(短期入所療養介護と共に「ショートステイ」という)
短期入所療養介護事業所
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
特定施設入居者生活介護事業者
福祉用具貸与事業所 他 情報多数



【介護サービス事業者の種類】詳細は厚生労働省サイトで確認できます。

介護保険法に基づく全24種類 52サービスの事業所・施設が公表
http://www.kaigokensaku.jp/publish/
http://www.kaigokensaku.jp/publish/group1.html

◆地域包括支援センターや介護者の会に相談してみましょう

高齢者の支援のために、各自治体に地域包括支援センターが必ず設置されていますので、そちらで相談ができます。介護者の会では、同じ立場の方がお話をしながら、情報交換や悩みを解消していますので、各自治体で情報を得てみてくださいね。
(○○市 地域包括支援センター 等で検索すると、もよりの情報が出てきます。)

◆思いや悩みを書き出してみましょう。

パソコンや携帯に打ち出してもいいですし、紙にダーッと自分の気持を書き出してみてください。私はマインドマップという方法も利用しています。^^ 書くことで頭の中が整理できたり、客観視することができるので、おすすめです。


“まずは相談”介護のいろいろ【介護の相談】無料お問い合わせ 公式サイト

痴呆チェックしてみましょう。
(認知症のはじまり チェック)

認知症チェックはこちら。
(当ブログ内の別ページにジャンプします。)



さらに詳しくチェックしたい人は専門機関で認知機能チェック。
>>10分で行える簡単な認知機能のチェックテスト【あたまの健康チェック】



介護ストレス 関連書籍

amazonのレビュー5点満点中のうち、4点以上の高評価を得ている書籍をピックアップしています。


スポンサーリンク

★フォローしてくださったら、喜びます♪

トップへ戻る