「泣ける絵本・感動する絵本」で 涙活(るいかつ)!大人向け絵本でリフレッシュ。①

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「涙活」ってご存知ですか?

涙活(るいかつ)とは意識的に泣くことでストレス解消を図る活動のことである。寺井広樹によって考案、提唱された言葉である。

涙を流すことにより、人間の自律神経は緊張や興奮を促す交感神経が優位な状態から、リラックスや安静を促す副交感神経が優位な状態に切り替わる。 涙活は、この仕組みを利用したストレス解消法とされている。(引用:Wikipedia

今や「涙ソムリエ」たる人がいて、泣ける映画・泣ける音楽・泣ける詩・泣ける絵本の朗読などを行い、「涙活」(るいかつ)する時代です
ちなみに、涙活の際に、感想を言い合う参加者たちを「涙友(るいとも)」と言うそうですよ。^^

東邦大の有田秀穂名誉教授(65=脳生理学)は「パソコンの普及で頭ばかりが疲れ、不眠症になる人が増えている。泣くことは睡眠と同じストレス解消効果があり、現代に適したストレス解消法」と提唱されています。たしかに大泣きしたあとって、なぜかスッキリしませんか!?

私は感動しぃで、TVの動物や子供が出てくるドキュメンタリーや、絵本、歌などでも、共感、胸打つものがあればすぐに涙が溢れます。 一緒にいる相手が泣いていると、自分も知らずにポロポロ涙がこぼれてしまうようなタイプなのですが、この「泣くストレス解消」は効果的だと思っています。

ココロのデトックスとして、私自身も”泣ける映画や泣ける本、泣ける絵本”などを意識して見たり読んだり集めたりしています。涙する=感動する ことで、ココロに活力がみなぎったり、癒されたり、勇気が出たり、優しい気持ちになれたりもすると思うのです。

今日は我が家にある絵本や読んで感動した絵本などを紹介していきたいと思います。^^
(感動絵本の記事一覧はコチラで見れます。^^)



ママがおばけになっちゃった!

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冒頭からいきなりママがおばけになっちゃうストーリー。ママのおっちょこちょいさが自分と重なって、妙に親近感がわくお話でした。絵本でこんなに笑う?っていうくらい、ママと息子かんちゃん(4歳)の会話のやりとりが、面白くって爆笑しちゃいます。

「早くしなさぁ~~~い」と、子供たちに対して毎日大きな声の連続な私。そんな自分が嫌になるときがありますが、この本を読むたびに子供への愛情と感謝の気持ちでいっぱいになります。ママがかんちゃんのダメなところが一番好きだったと気づくところなどは、自分の子供たちとかぶってしまって、涙なしでは読めません・・・(TдT)

小さなお子さんにも、思春期のお子さんにも、子育てに奮闘しているママにも、幸せいっぱいのママにも、育児書を一生懸命読んで子育てしてるママにも、妊活中のママにも、ママを卒業した大人の皆さんにもぜひ読んで欲しい笑いあり、涙ありの宝物の一冊です。
(最後のページに、子供からママへ、ママから子供へ送るお手紙のコーナーがあります。こういう体験型絵本って初めてで、すごく嬉しかったです。まだ書いていませんが…^^)

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おおきな木

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原題は「The Giving Tree」。直訳すると「与える木」です。読み手によっていろんな読み方、受け取り方ができるお話しだと思うのですが、私の解釈では与えることがこの木にとっての幸せ”(アガペーの愛)として描かれているように思います。

幼年期、少年期、青年期、そして老人へと歳を重ねる「少年」と「木」との対話を人生の縮図のように描いていて、忘れかけたものを、そっと思い出させてくれるお話です。

少年にすべてを与え尽くして喜び、幸せだと感じるリンゴの木の愛の深さは、最初から最後まで優しさに溢れています。

思春期の頃に読んだときは、「この少年、悪いな~・・、木がかわいそう」なんて視点もありましたが、その時々で考えることや解釈も変わってきました。子どもだけでなく、世代を超えて大切なメッセージを届けてくれる一冊。特に大人になってから読んでからの方が胸がジーンとしました。^^

>>英語版が人気です。

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100万回生きたねこ

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思春期の時に読んだ時の印象と、大人になってから読むのとで捉え方があまりに変わったことに驚いた一冊です。 「大人の為の絵本」というフレーズにふさわしい絵本。
大人になって読むほうが、この本が「本当に伝えたいこと」が心に響いてくると思います。

ストーリー:自分が死ぬと必ず飼い主が涙を流してくれたのに、自分は一度も泣くことはなかったトラねこ。百万回生きたことを、誇らしげに自慢していたねこ。傲慢なトラねこは、飼い主のもとで何度も生まれ変わるのですが、自分以外を愛することができませんでした。だけど野良ねこに生まれかわり、自分の思うようにならない相手と出会って、恋をし、試行錯誤しながら想いを伝え「生きること」と「家族の温かさ」を経験していきます。

自分の意思で、自分らしく生きることが出来たトラねこは、はじめて自分を好きになりました。自分より大事な存在を知って、永遠の命を願ったその時に突然やってくる別れ…(TдT)
このシーンが一番泣けます。(このシーンのインパクトのあるイラストが一番好きです。)

初めて恋をした時、家庭を持った時、子供が巣立った時、おじいちゃんおばあちゃんになった時、人生のあらゆる時に違った感動を与えてくれる絵本です。

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